ネットの危険、正しく指導を 教員向け情報教室
児童生徒の指導に生かしてもらおうと愛媛県警松山東署は23日、教員向けの情報セキュリティー教室を松山市青少年センター(築山町)で開き、市内の小中学校の生徒指導教員約100人がスマートフォンのトラブルの実例などを学んだ。
講師のNTTドコモあんしんインストラクターの小西敏子さんは、子どもが会員制交流サイト(SNS)を使って軽率に情報発信し、個人を特定されたケースや、ネット上のささいなやりとりがいじめにつながった事例などを紹介。
ネットでの投稿は簡単に削除できず、自分や他人の将来に大きな影響を与える可能性があるとし「インターネットは危険と隣り合わせと普段から周囲の大人が指導する必要がある」と呼び掛けた。